外浦公園
外浦公園
昭和初期のガイド文
日光寺境内の梅林がそれです。この梅林は古来文人墨客に知られていたもので、近頃ここに諸施設を造り公園としました。茶室、泉水、休憩所等が整い脚下は磯打つ白波に臨み、船が通う水路を隔てて月出島に対します。また遠く鞆の浦仙酔島が望まれ風光がよいところです。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 外浦公園
- かな
- そとうらこうえん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 岡山県笠岡市神島外浦2771
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
日光寺境內の梅林がそれである。この梅林は古來文人墨客に知られて居たもので、近時こゝに諸施設をなして公園とした。茶室、泉水、休憩所等整ひ脚下磯打つ白波に臨み、眞帆片帆通ふ一葦を距てゝ月出島に對する。また遠く鞆の浦仙醉島が望まれ風光が佳い。