久峰観音
久峰觀音
昭和初期のガイド文
広瀬駅の西1kmあまり、宮崎郡広瀬村の丘上にあります。敏達天皇の御世に日羅が建立したと伝えられ、境内幽静、眺望秀絶、宮崎七堂伽藍のひとつとして、参詣者が常に多いところです。この地方に伝わる久峰うずらは古簡素朴な玩具で、口碑によれば神武天皇も幼い頃に愛玩されたといいます。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 久峰観音
- かな
- ひさみねかんのん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮崎県宮崎市佐土原町下那珂13822-5
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
廣瀨驛の西一粁餘、宮崎郡廣瀨村の丘上にある。敏達天皇の御世に日羅が建立したと傳へられ、境內幽靜、眺望秀絕、宮崎七堂伽藍の一として、賽詣者が常に多い。この地方に達する久峰鶉は古簡素朴な玩具で、口碑によれば神武天皇御幼時に愛玩遊ばされたと云ふ。