熊沢蕃山の墓
熊澤蕃山墓
昭和初期のガイド文
古河駅の南約2.5km、勝鹿村大堤、鮭延寺境内にあります。墓石には「熊沢息遊軒伯継之墓」とあり、そのそばに妻矢部氏の墓があります。蕃山は幕府の忌避に触れ、古河の藩主松下信之に預けられ、江戸時代中期の元禄4年(1691年)古河に没しこの地に葬られました。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 熊沢蕃山の墓
- かな
- くまざわばんざんのはか
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 茨城県古河市大堤
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の南約二粁半、勝鹿村大堤、鮭延寺境內にある。墓石には「熊澤息遊軒伯繼之墓」とあり、その傍に妻矢部氏の墓がある。蕃山は幕府の忌避に觸れ、古河の藩主松下信之に預けられ、元祿四年古河に歿しこの地に葬られた。