鶴山公園
鶴山公園
昭和初期のガイド文
津山駅の北1km、旧城址で、巨石を積んだ高さ十数mの石垣の間を、桜の馬場、松の段、梅の段と昇って頂上本丸跡に至ります。本丸跡からは展望広く津山川に沿う全市を双眸に収め、かつ眼前指顧の間に中国アルプスの諸峰が望まれます。全山桜が非常に多く花の季節は観桜客が多く訪れます。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 鶴山公園
- かな
- かくざんこうえん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 岡山県津山市山下135
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の北一粁、舊城址で、巨石を積んだ高さ十數米の石垣の閒を、櫻の馬場、松の段、梅の段と昇つて頂上本丸跡に至る。本丸跡からは展望廣く津山川に沿ふ全市を雙眸に收め、且つ眼前指顧の閒に中國アルプスの諸峯が望まれる。全山櫻樹頗る多く花季は觀櫻客が踵を接する。