高野神社
高野神社[縣社]
昭和初期のガイド文
院庄駅の東1km、津山市内高野原にあります。式内の古社で二の宮と称され、中山神社および総社とともに美作の三大社とされます。江戸時代前期の寛文3年(1663年)森長継が社殿を修造しました。正一位高野大明神と記した木造編号額は行成卿筆と伝え国宝です。社殿は西北に神山を背負い南に歌枕として名高い久米の皿山を望み、また眼下に津山川の清流を控え眺望美があります。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 高野神社
- かな
- たかのじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 岡山県津山市二宮601
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
院庄驛の東一粁、津山市內高野原にある。式內の古社で二の宮と稱され、中山神社及總社と共に美作の三大社とされる。寬文三年森長繼社殿を修造した。正一位高野大明神と記した木造編號額は行成卿筆と傳へ國寶である。社殿は西北に神山を負ひ南に歌枕として名高き久米の皿山を望み、また眼下に津山川の淸流を控へ眺望美がある。