無尽灯廟(伊達家墓所)
伊達家累代墓所
昭和初期のガイド文
仙台駅の南約4.5km、市外大年寺山にあります。長町駅からは西北約2.5km。墳域は2か所にあって、6代の藩主宗村以下重村、斉村などの墓は入口に近いところにあり、4代綱村、5代吉村、10代斉宗、12代斉邦などの墓所はここから東にあります。大年寺は享保2年(1717年)鉄牛禅師の開基、黄檗宗でしたが、慶邦以後神葬式に改められて以来見る影もなく荒廃しています。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 無尽灯廟(伊達家墓所)
- かな
- むじんとうびょう(だてけぼしょ)
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮城県仙台市太白区茂ケ崎1-5
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の南方約四粁半、市外大年寺山にある。長町驛からは西北約二粁半。墳域は二箇所にあつて、六代の藩主宗村以下重村、齊村などの墓は入口に近い處にあり、四代綱村、五代吉村、十世齊宗、十二代齊邦などの墓所はこれより東方にある。大年寺は享保二年鐵牛禪師の開基、黃檗宗であつたが、慶邦以後神葬式に改められて以來見る影もなく荒廢して居る。