埋木細工
埋木細工
昭和初期のガイド文
埋木は古くは名取川から出たものですが、現在は市西の長倉山および越路山から掘り出します。これを細工して器物に造ることは文政5年(1822年)藩士山下周吉に始まりました。埋木は脂気があって特殊な色つやと品位があるので、盆、茶托などに愛用されます。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 埋木細工
- かな
- うもれぎざいく
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字上原54
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
理木は古くは名取川から出たものであるが、今に市西の長倉山及越路山から掘り出す。これを細工して器物に造ることは文政五年藩士山下周吉に始まる。埋木は脂氣があつて特殊の色澤と品位を有するので、盆、茶托などに愛用される。