川俣町
川俣町
昭和初期のガイド文
岩代川俣駅から東1km、自動車の便があります。町は広瀬川の谷頭に位置し、人口約8,000人、輸出羽二重の著名な産地で、別に羽二重、節絹をも産します。絹布整練、輸出絹織物検査所があり、絹織物の年産価額約555万円におよびます。旅館は岩城屋、川俣ホテル。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 川俣町
- かな
- かわまたまち
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福島県伊達郡川俣町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
岩代川俣驛から東方一粁、自動車の便がある。町は廣瀨川の谷頭に位し、人口約八千、輸出羽二重の著名な產地で、別に羽二重、節絹をも產する。絹布整練會社、輸出絹織物檢査所があり、絹織物の年產價額約五百五十五萬圓に及ぶ。旅館、岩城屋、川俣ホテル。