皇子神社社叢

皇子神社社叢[指定天然記念物]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

小豆島の西南岸、三都村神浦字外浜、亀山神社の末社皇子神社境内にあり、小半島の山上にある魚付保安林で、ウバメガシが最も多く、ほとんど純群落となっています。その他トベラ、モッコク、タマツバキ、アカメガシワ、ヤマモモ、ナハシログミ、テイカカツラ、コウヤボウキ、カワラナデシコ等が発生し、イブキも多いところです。樹下にはヒトツバが群生し、樹間にはチョウジガマズミが生じています。

※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行

令和に見に行くなら

名称
皇子神社社叢
かな
おうじじんじゃしゃそう
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
香川県小豆郡小豆島町神浦外浜甲680
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

小豆島の西南岸、三都村神浦字外濱、龜山神社の末社皇子神社境內にあり、小半島の山上にある魚附保安林で、うばめがし最も多く、殆ど純群落をなす。その他とべら、もくこく、たまつばき、あかめがしは、やまもも、なはしろぐみ、ていかかつら、かうやばうき、かはらなでしこ等發生し、いぶきも多い。樹下にはひとつばが群生し、樹閒にはちやうじがまずみが生じて居る。

小豆島のみどころ