美作総社宮

總社(總社宮)[縣社]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

津山駅の北約2km、西苫田の亀甲山にあります。美作国の総社で社殿は江戸時代前期の明暦3年(1657年)森長継の建立にかかり、桁行三間、梁間三間、単層、屋根入母屋造、杮葺です。様式手法は明暦年間であるにかかわらず木割雄大、各種の絵様はむしろ室町時代末期の風調を残した建物で、国宝に指定されています。

※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行

令和に見に行くなら

名称
美作総社宮
かな
みまさかそうじゃぐう
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
岡山県津山市総社427
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

驛の北約二粁、西苫田の龜甲山にある。美作國の總社で社殿は明曆三年森長繼の建立にかゝり、桁行三閒、梁閒三閒、單層、屋根入母屋造、杮葺である。樣式手法明曆年閒であるに拘らず木割雄大、各種の繪樣寧ろ室町時代末期の風調を存した建物で、國寶に指定されて居る。

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