吉備寺
吉備寺[古義眞言宗]
昭和初期のガイド文
清音駅の西5km、箭田村箭田にあります。奈良時代の天平年間(729~749年)吉備大臣の建てたものであるといい、建武年間(1334~1336年)足利義直の東上の際に兵燹に罹り、その後の再建です。寺に昔時の盛観が見られる古瓦、礎石を遺存しています。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 吉備寺
- かな
- きびじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 岡山県倉敷市真備町箭田3652-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
淸音驛の西五粁、箭田村箭田にある。天平年閒吉備大臣の建てたものであると云ひ、建武年閒足利義直東上の際兵燹に罹り、その後の再建である。寺に昔時の盛觀を見るに足るべき古瓦、礎石を遺存して居る。