本庄古墳群

本庄古墳群[指定史蹟]

昭和初期のガイド文

宮崎駅の西北約20km、自動車の便があります。東諸県郡本庄町の民家の間、および付近畑地に散在し、前方後円墳あり、横穴、および地下壙あり総数57を数えます。この地は上代に日向諸県の中心地であったことが認められ、高塚式のものは形状完全でかつ雄大です。地下壙は近年内部から短甲、直刀、斎瓮等を出土し、日向における古墳群のうち顕著なものに属します。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
本庄古墳群
かな
ほんじょうこふんぐん
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
宮崎県東諸県郡国富町
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

宮崎驛の西北約二〇粁、自動車の便がある。東諸縣郡本庄町の民家の閒、及附近畑地に散在し、前方後圓墳あり、橫穴、及地下壙あり總數五十七を算する。この地は上代に日向諸縣の中心地をなして居た事が認められ、高塚式のものは形狀完全で且雄大である。地下壙は近年內部から短甲、直刀、齋瓮等を出土し、日向に於ける古墳群のうち顯著なものに屬する。

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