安井息軒旧宅
安井息軒舊宅
昭和初期のガイド文
清武駅の東北1km、清武村にあります。幕末の儒者安井息軒誕生の旧宅で、昭和4年(1929年)多少旧位置を移動し、かつ多少の修理を経ましたが、なお旧状を遺存しています。井戸、手植えの梅などもあります。付近には息軒の父滄州が飫肥藩に要請して建てた明教堂跡があります。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 安井息軒旧宅
- かな
- やすいそっけんきゅうたく
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮崎県宮崎市清武町加納甲3368
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
淸武驛の東北一粁、淸武村にある。幕末の儒者安井息軒誕生の舊宅で、昭和四年多少舊位置を移動し、且多少の修理を經たが、なほ舊狀を遺存して居る。井戶、手植梅等も存する。附近には息軒の父滄州が飫肥藩に請うて建てた明敎堂址がある。