軍艦三笠

軍艦三笠
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

横須賀駅の東1kmあまり、市内白浜海岸にあり、自動車の便があります。現在は武装を解除して、船体だけがコンクリートの台上に据え付けられ、艦内に海戦記念品や海軍参考品などを陳列して一般に観覧できるようになっています。三笠は明治32年(1899年)英国で建造され、同37~38年の戦役には連合艦隊の旗艦として日本海海戦で活躍しました。当時の東郷司令長官の居室などが今に残っています。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
軍艦三笠
かな
ぐんかんみかさ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
神奈川県横須賀市稲岡町82-19
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

驛の東一粁餘、市內白濱海岸にあり、自動車の便がある、今は武裝を解除して、船體だけが混凝土の臺上に据ゑ付けられ、艦內に海戰記念品及海軍參考品などを陳列して一般の觀覽に供して居る。三笠は明治丗二年英國で建造され、同三十七八年戰役にはわが聯合聯隊の旗艦として日本海々戰に從つた。當時の東鄕司令長官の居室など今に存して居る。

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