新歌舞伎座

新歌舞伎座
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

省線電車新宿駅または市内電車車庫前下車、淀橋町角筈にあります。北欧式を起調とした現代式の建築で、地階を含め5階建て、総建坪5,000m²(1,508坪)、収容人員約1,500人、夏期は場内の空気を洗浄冷却する装置があります。演劇は松竹系の俳優によって演じられます。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
新歌舞伎座
かな
しんかぶきざ
種別
レジャー
状態
現存しない
備考
昭和35年(1960年)に閉鎖となりました。跡地は現在大塚家具のショールームとなっています。

日本案内記原文

省線電車新宿驛または市內電車車庫前下車、淀橋町角筈にある。北歐式を起調とせる現代式の建築で、地階とも五階、總建坪五〇アール(一、五〇八坪)、收容人員約千五百人、夏期は場內の空氣を洗滌冷卻せしむる裝置がある。演劇は松竹系の俳優によつて演ぜられる。

四谷・牛込・新宿のみどころ