鉄道博物館
鐵道博物館
昭和初期のガイド文
大手町高架線アーチ下にあり、鉄道省の経営で鉄道知識普及のため、鉄道諸設備に車両の実物、模型や鉄道に関する図表類約1万点を陳列して、一般に公開しています。主な陳列品にマレー形機関車、アプト線敷設状態の実物大模型などがあり、時々映画の映写も行われています。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 鉄道博物館
- かな
- てつどうはくぶつかん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 東京駅の神田駅寄りの高架下にありました。昭和11年(1936年)に旧万世橋駅の敷地に移り、現在はさいたま市にある鉄道博物館が後継施設です。
日本案内記原文
大手町高架線アーチ下にあり、鐵道省の經營で鐵道智識普及のため、鐵道諸設備及車輛の實物、模型竝に鐵道に關する圖表類約一萬點を陳列して、一般の縱覽に供して居る。主なる陳列品にマレー形機關車、アプト線敷設狀態の實物大模型などがあり、尙鐵道智識普及のため時々活動寫眞の映寫がある。