新橋演舞場
新橋演舞場
昭和初期のガイド文
市内電車歌舞伎座前下車、京橋区木挽町十丁目にあり、鉄筋コンクリート構造3階建ての建築で、様式は現代風となっていて、総建坪約6,900m²(2,070坪)、収容人員1,500人。もと新橋芸妓の技芸奨励のために建てられたもので、春(4月)の東をどり、秋(11月)の温習会の催しを特色として、そのほか時々舞踊と日本音楽の練習会もあり、また演劇の興行も行われています。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 新橋演舞場
- かな
- しんばしえんぶじょう
- 種別
- レジャー
- 状態
- 状態違うが見学可
- 備考
- 現在の建物は昭和57年(1982年)に建て替えられたものです。
- 住所
- 東京都中央区銀座6-18-2
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市內電車歌舞伎座前下車、京橋區木挽町十丁目にあり、鐵筋コンクリート構造三階建の建築で、樣式は現代の趣味を表現せるもの、總建坪約六九アール(二、〇七〇坪)、收容人員一、五〇〇人、もと新橋藝妓の技藝奬勵のために建てられたもので、春(四月)の東をどり、秋(十一月)の溫習會の催しを特色とし、その他時々舞踊と日本音樂の練習會もあり、また演劇の興行も行はれて居る。