三越(日本橋三越本店)
三越
昭和初期のガイド文
市内電車室町下車、日本橋区駿河町にあり、江戸時代中期の享保8年(1723年)三井氏の祖三井利定が、ここに呉服店を開業したものを起源とし、長く越後屋と知られてきたもので、明治29年(1896年)陳列式を採用しました。市内の百貨店の中でも最大規模で、地下をあわせて8階からなり、延面積約3万m²(8,912坪)におよびます。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 三越(日本橋三越本店)
- かな
- みつこし(にほんばしみつこしほんてん)
- 種別
- レジャー
- 状態
- 状態違うが見学可
- 備考
- 昭和10年(1935年)に大きく増改築されています。
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町1-4-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市內電車室町下車、日本橋區駿河町にあり、享保八年三井氏の祖三井利定が、こゝに吳服店を開業したるを起源とし、世々越後屋と稱し、明治二十九年陳列式を採用した、市內百貨店中の大なるもので、地下室を倂せて八階より成り、延面積約三〇〇アール(八、九一二坪)に及ぶ。