関之尾滝

關の尾瀧

昭和初期のガイド文

関之尾甌穴の下流、熔岩流の末端にかかり、高さ15m、幅22m弱、浸蝕作用が比較的容易に行われ、瀑布は最初の位置から少なくとも40m退却しているようで、滝壺の中には節理に沿って崩壊した大小の岩石が横たわっています。崖壁にツツジが多いところです。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
関之尾滝
かな
せきのおのたき
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
宮崎県都城市関之尾町
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

關の尾甌穴の下流、熔岩流の末端に懸り、高さ一五米、幅二二米弱、浸蝕作用が比較的容易に行はれ、瀑布は最初の位置から少くとも四〇米退卻したものゝ如く、瀧壺の中には節理に沿うて崩壞した大小の岩石が橫つて居る。崖壁に躑躅が多い。

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