歌才ブナ自生北限地帯

歌才ぶな自生北限地帶[指定天然記念物]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

黒松内駅の東4km、黒松内村字下歌才、春川左岸の北東に面した傾斜地にあり、日本のブナ自生北限地帯にあたります。面積は約82万m²。ブナを主木とする広葉樹林で、混交の割合はブナ85%、イタヤカエデ5%、その他10%です。

※底本:『日本案内記 北海道篇(五版)』昭和11年(1936年)発行

令和に見に行くなら

名称
歌才ブナ自生北限地帯
かな
うたさいぶなじせいほくげんちたい
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
北海道寿都郡黒松内町字歌才
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

黑松內驛の東四粁、黑松內村字下歌才春川左岸の北東に面せる傾斜地にあり、本邦に於ける「ぶな」自生北限地帶に當る。面積約八二ヘクタール。「ぶな」を主木とする濶葉樹林にして、混淆の步合は「ぶな」八五%、「いたやかへで」五%、その他一○%である。

二股・黒松内のみどころ