日前神宮・國懸神宮
日前・國懸神宮[官幣大社]
昭和初期のガイド文
東和歌山駅の東0.5km、和歌山鉄道秋月駅の北100m、和歌山市秋月町にある垂仁天皇の御代に毛見村浜の宮からここに遷し祀られたもので、それぞれ日前大神、国懸大神を祭神とする社殿は大正14年(1925年)の御造替後旧観を一新しました。向かって左の本殿が日前神宮で日像鏡を、向かって右の本殿が国懸神宮で日矛鏡を、御霊代として奉斎してあります。例祭は9月26日。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 日前神宮・國懸神宮
- かな
- ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 和歌山県和歌山市秋月365
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の東半粁、和歌山鐵道秋月驛の北一〇〇米、和歌山市秋月町にある垂仁天皇の御代に毛見村濱の宮からこゝに遷し祀られたもので、それぞれ日前大神、國懸大神を祭神とする社殿は大正十四年の御造替後舊觀を一新した。向つて左の本殿が日前神宮で日像鏡を、向つて右の本殿が國懸神宮で日矛鏡を、御靈代として奉齋してある。例祭九月二十六日。