諏訪の水穴
水穴
昭和初期のガイド文
下孫駅の西北5km、鮎川村大平田にある石灰洞で水の湧出が多いところです。入口は2つありますがそれが途中で合流しています。内部は水が多く、3か所天井の非常に低いところがあります。その第3番目を過ぎると鍾乳石が多く垂下しています。ここに入る人は数本の蝋燭を用意し案内者を伴う必要があります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 諏訪の水穴
- かな
- すわのみずあな
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 茨城県日立市諏訪町大平田
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
下孫驛の西北五粁、鮎川村大平田にある石灰洞で水の湧出が多い。入口は二つあるがそれが途中で合する、中には水が多く、三箇所天井の甚だ低い處がある。その第三番目を過ぎると鍾乳石が多く垂下して居る。こゝに入るものは數本の蝋燭を用意し案內者を伴ふ必要がある。