中島の石塔婆
仙海碑
昭和初期のガイド文
岩代川俣駅の東北1.5km、川俣町市街の東北端、石柵に囲まれた馬頭観音の碑石のそばにあり、「建武元甲戌十一五日仙海」の銘文があります。仙海は北畠顕家の軍にしたがって奮戦した修験僧であるといいます。同じ柵内にまた阿弥陀の種子を刻した鎌倉時代の嘉暦2年(1327年)の石塔婆があります。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 中島の石塔婆
- かな
- なかじまのせきとうば
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福島県伊達郡川俣町字中島14
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
岩代川俣驛の東北一粁半、川俣町市街の東北端、石柵に圍まれた馬頭觀音の碑石の傍にあり、「建武元甲戌十一五日仙海」の銘文がある。仙海は北畠顯家の軍に從つて奮戰した修驗僧であると云ふ。同じ柵內にまた阿彌陀の種子を刻した嘉曆二年の石塔婆がある。