三春町
三春町
昭和初期のガイド文
丘陵間の渓谷を占め、秋田の旧城下で、繭、煙草、馬の集散地です。旧藩時代に三春領内の山地に馬の飼育を奨励した結果、足掻が軽快で性質の従順な騎乗用の良馬が多く出て、各藩から需要されました。それで三春駒の名が世に高くなりました。ただしその産地の中心は常葉町です。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 三春町
- かな
- みはるまち
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福島県田村郡三春町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
丘陵閒の溪谷を占め、秋田の舊城下で、繭、煙草、馬の集散地である。舊藩時代に三春領內の山地に馬の飼育を奬勵した結果、足掻が輕快で性質の從順な騎乘用の良馬が多く出て、各藩から需要せられた。それで三春駒の名が世に高くなつた。但しその產地の中心は常葉町である。