本栖寺の石塔婆
本栖寺石塔婆
昭和初期のガイド文
郡山駅の北約3km、安積郡富久山村福原にあり、境内に古い石塔婆が2つあります。ひとつは本堂の南側、墓地の入口にあって、半肉彫の結跏趺坐の仏像です。俗に「かさかさ仏」あるいは一町仏ともいいます。ほかのひとつは本堂の前にあります。阿弥陀三尊来迎仏が半肉彫にしてあります。ともに鎌倉末期のものです。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 本栖寺の石塔婆
- かな
- ほんせいじのせきとうば
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福島県郡山市富久山町福原福原13-11
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
郡山驛の北約三粁、安積郡富久山村福原にあり、境內に古い石塔婆が二ある、一は本堂の南側、墓地の入口にあつて、半肉彫の結跏趺坐の佛像である、俗に「かさかさ佛」或は一町佛とも云ふ。他の一は本堂の前にある。阿彌陀三尊來迎佛が半肉彫にしてある、共に鐮倉末期のものである。