大威徳寺

大威德寺
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

阪和電鉄久米田の東南約14km、山滝村牛滝山の山腹にあり、岸和田から自動車の便があります。役行者が開基で、僧空海、恵亮等が修練したところだといいます。現在は真言宗および天台宗に属しています。境内のカエデは一目千本と称され、山中の牛滝とともに名高いところです。春の花、夏の新緑、ホトトギスやカジカの声、冬の雪もまたいいところです。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
大威徳寺
かな
だいいとくじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府岸和田市大沢町1187
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

同久米田の東南約一四粁、山瀧村牛瀧山の山腹にあり、岸和田から自動車の便がある。役行者が開基で、僧空海、惠亮等が修練した所だと云ふ。今眞言宗及天臺宗に屬して居る。境內の紅楓は一目千本と稱され、山中の牛瀧と共に名高い。春の花、夏の新綠、杜鶰及河鹿、冬の雪もまたよい。

和泉地方のみどころ