出石寺
出石寺(金山)[眞言宗]
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
上老松駅の西南10kmあまり、出石山の山頂にあります。九州方面から八幡浜港に上陸する四国遍路の巡礼者は、まずここに詣でるのが常です。弘法大師は平安時代の大同年間(806~810年)長くここに逗留したと伝わります。寺宝の銅鐘は高さ86cm、朝鮮鐘で国宝に指定されています。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 出石寺
- かな
- しゅっせきじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 愛媛県大洲市豊茂乙1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
上老松驛の西南一〇粁餘、出石山の山頂にある。九州方面から八幡濱港に上陸する四國遍路の巡禮者は、先づこゝに詣でるのが常である。弘法大師は大同年閒久しくこゝに留錫したと傳ふ。寺寶の銅鐘は高さ二尺二寸八分、朝鮮鐘で國寶に指定されて居る。