小半鍾乳洞

小半鍾乳洞[指定天然記念物]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

直見駅の西8km、南海部郡中野村小半にあります。番匠川の上流因尾川の北岸に開口し、延長436m、旧洞と新洞があって洞内で通じ、鍾乳石、石筍の発達が著しく特に変化に富んでいて、旧洞に33景、新洞に17景の奇勝があります。見物するには見料を払って新洞から入ってここに帰るのが便利で、1時間半位を要します。

17景は不老門、奥の細道、蓮華座、葡萄園、下り藤、渡殿、舞殿、獅子、駒狗、垂乳根、天の岩戸、底なし淵、源平の石、月宮殿、長生門、布引の滝、玉の宮居、羊の岩をいい、33景は鐘鼓洞、入勝門、二見の関、竜顎の嶮、雲の峰、宮殿、羅漢堂、垂氷の窟、竜宮、地獄谷、雌淵、雄淵、奥の院、音楽堂、狼谷、迷の門、入楽門、太鼓石、松竹岩、隠れ淵、五条の橋、天使の舞、七福岩、天の川、原人の館、竜宮の鐘、富士の下界、天の逆鉾、迷宮の淵、天の浮橋、千里ヶ浜、夫婦鰐、発見当時の旧門をいいます。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
小半鍾乳洞
かな
おながらしょうにゅうどう
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大分県佐伯市本匠大字小半1530-5
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

直見驛の西八粁、南海部郡中野村小半にある。番匠川の上流因尾川の北岸に開口し、延長四三六米、舊洞と新洞があつて洞內で通じ、鍾乳石、石筍の發達著しく殊に變化に富んで居り、舊洞に三十三景、新洞に十七景の奇勝がある。見物するには見料を拂つて新洞から入つてこゝに歸るが便利で、一時閒半位を要する。

十七景は不老門、奧の細道、蓮華座、葡萄園、下り藤、渡殿、舞殿、獅子、駒狗、垂乳根、天の岩戶、底なし淵、源平の石、月宮殿、長生門、布引の瀧、玉の宮居、羊の岩を云ひ、三十三景は鐘鼓洞、入勝門、二見の關、龍顎の嶮、雲の峰、宮殿、羅漢堂、垂氷の窟、龍宮、地獄谷、雌淵、雄淵、奧の院、音樂堂、狼谷、迷の門、入樂門、太鼓石、松竹岩、隱れ淵、五條の橋、天使の舞、七福岩、天の川、原人の館、龍宮の鐘、富士の下界、天の逆鉾、迷宮の淵、天の浮橋、千里ケ濱、夫婦鰐、發見當時の舊門を云ふ。

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