金刀比羅神社
金刀毘羅神社
昭和初期のガイド文
阿久根駅の西の海上4kmの大島にあり、江戸時代後期の天明年間(1781~1789年)島津氏の勧請で、古来舟人の信仰厚く、4月10日の大祭には賽者船に酒肴を調えて遊覧を兼ねて参詣します。島は周囲約4km、東側湾入して波穏かに舟泊に適し、全島老松をもって覆われ、風致優れています。島内には鹿を放養しています。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 金刀比羅神社
- かな
- こんぴらじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 鹿児島県阿久根市波留6695
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
阿久根驛の西方海上四粁の大島にあり、天明年閒島津氏の勸請で、古來舟人の信仰厚く、四月十日の大祭には賽者船に酒肴を調へて遊覽を兼ねて參詣する。島は周圍約四粁、東側灣入して浪穩かに舟泊に適し、全島老松を以て蔽はれ、風致勝れて居る。島內には鹿を放養して居る。