永照寺
永照寺[長宗本願寺派]
昭和初期のガイド文
小倉駅の東800m、市内米町にあります。開基は道詮といい、室町時代の明応4年(1495年)、市内室町に一宇を建立し、慶応13年現地に遷されました。現在の本堂は元禄年間(1688~1704年)の建立、小倉市第一の伽藍で、旧小倉藩真宗本願寺派の触頭です。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 永照寺
- かな
- えいしょうじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 現在の駅前、セントシティのあるあたりにありましたが、1993年(平成5年)小倉駅前再開発に伴い大手町に移転しました。当時の場所にないということで現存しないとしておきます。
日本案内記原文
驛の東八〇〇米、市內米町にある。開基は道詮と云ひ、明應四年、市內室町に一宇を建立し、慶應十三年現地に遷された。今の本堂は元祿年閒の建立、小倉市第一の伽藍で、舊小倉藩眞宗本願寺派の觸頭である。