古平町
古平町
昭和初期のガイド文
余市駅の西約20km、小樽湾に沿い、自動車の便があります。安土桃山時代の慶長年間(1596~1615年)から漁業地として知られ現在は往時の隆盛は見られませんが、スケトウダラその他の沖合漁業を推し進めた結果、積丹半島有数の産額を示しています。リンゴも約50年来栽培され、近年この町の産物のなかで最も重要なものとなりました。人口7,000人。
※底本:『日本案内記 北海道篇(五版)』昭和11年(1936年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 古平町
- かな
- ふるびらちょう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 北海道古平郡古平町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
余市驛の西約二〇粁、小樽灣に沿ひ、自動車の便がある。慶長年閒から漁業地として知られ今は往時の隆盛を見ないが、鯳その他の沖合漁業に勉めて居る結果、積丹半島有數の產額を示して居る。苹果も約五十年來栽培され、近年本町產物中最も重要なものとなつた。人口七千。