氷川神社

氷川神社[官幣大社]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

大宮駅の東北約1.5km、氷川公園内にあります。延喜式内の古社で須佐之男命、大己貴命および稲田姫命を祀ります。歴代皇室および武門の崇敬が厚く明治元年(1868年)には車駕親臨御親祭が行われました。この時の様子を描いた行幸絵巻が神宝中に保存されています。現在の社殿は流造で明治14年(1881年)の再建です。例祭は毎年8月1日、また毎年12月10日に執行される大湯祭は有名な特殊神事です。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
氷川神社
かな
ひかわじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

驛の東北約一粁半、氷川公園內にある。延喜式內の古社で須佐之男命、大己貴命及稻田姬命を祀る。歷代皇室及武門の崇敬厚く明治元年には車駕親臨御親祭を行はせ給うた。この時の有樣を描いた行幸繪卷が神寶中に保存されて居る。今の社殿は流造で明治十四年の再建である。例祭は每年八月一日、尙每年十二月十日に執行される大湯祭は著名な特殊神事である。

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