宝台院
寶臺院[淨土宗]
昭和初期のガイド文
静岡駅の西約0.5km、金米山龍泉寺といい、弥陀三尊を本尊とする市内第一の巨刹です。現在の堂塔は徳川家光の再興で、本堂東側の霊屋は二代将軍徳川秀忠の生母西鄉の局、すなわち宝台院を葬ったところです。寺の裏手に狂歌で知られるかしくの墓があります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 宝台院
- かな
- ほうだいいん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 静岡県静岡市葵区常磐町2-13-2
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の西約半粁、金米山龍泉寺と云ひ、彌陀三尊を本尊とせる市內第一の巨刹である。現今の堂塔は德川家光の再興で、本堂東側の靈屋は二代將軍德川秀忠の生母西鄉の局、卽ち寶臺院を葬つた處である。寺の裏手に狂歌に名あるかしくの墓がある。