伝通院

傳通院
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市内電車伝通院下車、小石川区表町にあります。室町時代の応永22年(1415年)了誉上人の開いた寺で、徳川家康が生母伝通院殿水野氏をここに葬り、以来関東十八檀林随一の大寺となりました。境内墓地に豊臣秀頼の室だった千姫の墓があります。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
伝通院
かな
でんづういん
種別
見所・観光
状態
状態違うが見学可
備考
昭和20年(1945年)の東京大空襲により焼失、現在の建物は戦後に再建されたものです。
住所
東京都文京区小石川3-14-6
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市內電車傳通院下車、小石川區表町にあり。應永二十二年了譽上人の開いた寺で、德川家康が生母傳通院殿水野氏をこゝに葬り、爾來關東十八檀林隨一の大寺となつた。境內墓地に豐臣秀賴の室であつた千姬の墓がある。

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