土畑鉱山
土畑鑛山
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
陸中川尻駅の南2kmあまり、地質は第三紀層の凝灰岩石英粗面岩からなり、鉱床は石英粗面岩中に輝銅鉱、斑銅鉱、黄鉄鉱の細脈が縦横に走り鉱楼となっているものです。銅鉱は茨城県日立、秋田県小坂の両鉱山へ送っています。
※底本：『日本案内記 東北篇（初版）』昭和4年（1929年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 土畑鉱山
- かな
- つちはたこうざん
- 種別
見所・観光- 状態
- 現存しない
- 備考
- 昭和51年（1976年）に閉山となっています。
日本案内記原文
驛の南二粁餘、地質は第三紀層の凝灰岩石英粗面岩より成り、鑛床は石英粗面岩中に輝銅鑛、斑銅鑛、黃鐵鑛の細脈縱橫に走り鑛樓をなすものである。銅鑛は茨城縣日立、秋田縣小坂の兩鑛山へ送る。