照蓮寺
照蓮寺[眞宗本願寺派]
昭和初期のガイド文
竹原駅の北約1km、竹原町上市にあります。もと禅宗で定林院と称しましたが江戸時代前期の慶長8年(1603年)浄喜法師が再興して現宗に改めました。小早川隆景も幼い頃この寺にあって習字した事があり、その縁によって朝鮮鐘を寄進しました。高麗朝光宗の峻豊4年の銘文があり、国宝に指定されています。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 照蓮寺
- かな
- しょうれんじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 広島県竹原市本町3-13-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
竹原驛の北約一粁、竹原町上市にある。もと禪宗にして定林院と稱したが慶長八年淨喜法師再興して現宗に改めた。小早川隆景幼時この寺に在りて習字した事あり、その緣によりて朝鮮鐘を寄進した。高麗朝光宗の峻豐四年の銘文があり、國寶に指定されて居る。