瀬戸町
瀨戶町
昭和初期のガイド文
長崎駅の北約32km、西彼杵半島の西岸にあって、松島と対します。浮屋すなわち家船が多く、明治維新前は63隻ありましたが、現在はおおよそ130隻あります。買物、説教聴き、埋葬等の際のほかは上陸せず、漁業を営み、普通教育は瀬戸町に寄宿舎を建設して通学させます。町の人口は6,000人。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 瀬戸町
- かな
- せとまち
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 備考
- 合併により西海市となっています。
- 住所
- 長崎県西海市
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
長崎驛の北約三二粁、西彼杵半島の西岸にあつて、松島と對する。浮屋卽ち家船多く、明治維新前は六十三隻あつたが、今は凡そ百三十隻ある。買物、說敎聽き、埋葬等の際の外上陸せず、漁業を營み、普通敎育は瀨戶町に寄宿舍を建設して通學させる。町の人口六千。