湯本温泉

湯本

昭和初期のガイド文

黒磯駅から北西に17km、バスでアクセス可能です。湯本温泉は那須の温泉郷の中心地として、物資の集散地の役割を果たしています。この温泉は酸性硫黄泉で、俗に「天然600号」とも呼ばれています。花柳病、皮膚病、脳病、神経疾患、眼病、リウマチなど、さまざまな病に効果があるとされています。元湯では、草津と同様に「時間湯」という独自の入浴法が行われています。また、湯治のための「喜楽湯」もあります。周辺には、日蓮上人に由来する喰初庵や、ツツジの名所として知られる東公園、温泉神社、殺生石などの観光スポットがあります。宿泊施設としては、小松屋、松川屋の二大旅館をはじめ、常磐屋、立花屋、若松屋、清水屋、和泉屋、河内屋、中藤屋などがあります。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
湯本温泉
かな
ゆもとおんせん
種別
温泉
状態
現存し見学できる
住所
栃木県那須郡那須町湯本
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

驛の西北一七粁、自動車の便あり。那須諸湯の物資集散地である。溫泉は酸性硫黄泉で、俗に天然六百六號の稱あり、花柳病、皮膚病、腦病、神經諸病、眼病、リウマチスなどに効くと云ひ、元湯には草津と同じく時間湯の浴法あり、湯たゞれを治する爲には別に喜樂湯と云ふのがある。附近には日蓮上人に因み深き喰初庵、つつじの名所の東公園、溫泉神社、殺生石などの勝地がある。旅館は小松屋、松川屋の二大旅館を始め常磐屋、立花屋、若松屋、清水屋、和泉屋、河內屋、中藤屋。

那須のみどころ