真鶴
眞鶴
昭和初期のガイド文
真鶴駅の東1kmにある漁港で、真鶴岬が長く東西に突出し風波を遮っています。ここは平安時代の治承4年(1180年)源頼朝が石橋山の戦いに敗れた後、安房に向かって船出をしたところで、当時隠れたとされるしとどの窟と呼ばれるところがあります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 真鶴
- かな
- まなづる
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
眞鶴驛の東方一粁にある漁港で、眞鶴岬が長く東西に突出し風波を遮つて居る。こゝは治承四年源賴朝が石橋山の戰に敗れて後、安房に向ひ船出をした處で、當時隱れたと稱するしとゞの窟と名づくるものがある。