日詰町
日詰町
昭和初期のガイド文
日詰駅の東北約2.5km、町の北にある城山は北上川を挟んで五ツ森山に対し、山上に城址があり、奈良時代の延暦年間(782~806年)坂上田村麻呂の築いた斯波城のあったところと伝え、後に樋爪館と称し、藤原氏の一族樋爪氏の居館を置いたところで、現在城山公園が設けられています。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 日詰町
- かな
- ひづめまち
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 備考
- 合併により紫波町となりました。
- 住所
- 岩手県紫波郡紫波町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の東北約二粁半、町の北にある城山は北上川を挾んで五ツ森山に對し、山上に城址があり、延曆年閒坂上田村麿の築いた斯波城のあつた所と傳へ、後に樋爪館と稱し、藤原氏の一族樋爪氏の居館を置いた所で、今城山公園が設けられて居る。