槵觸神社
槵觸神社[縣社]
昭和初期のガイド文
高千穂町槵觸峰の中腹にあり、天津日子播邇々杵命以下数神を祀ります。境内は幽静で老松や古杉が茂っています。10月16日の例祭には賑わいます。神社の西200mに天の真名井があります。神代川の左岸の老ケヤキのもとにある清泉で、付近一帯の飲料水の源泉です。伝えて天孫降臨の際に携えられたものといい、神水として尊ばれています。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 槵觸神社
- かな
- くしふるじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井713
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
高千穗町槵觸峯の中腹にあり、天津日子播邇々杵命以下數神を祀る。境內幽靜老松古杉が茂つて居る。十月十六日の例祭には賑ふ。神社の西二〇〇米に天の眞名井がある。神代川の左岸の老欅のもとにある淸泉で、附近一帶の飮料水の源泉である。傳へて天孫降臨の際携へしめ給ひしものと云ひ、神水として尊ばる。