津堂城山古墳
城山古墳
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
大阪鉄道藤井寺の北1.5km、藤井寺町津堂にあります。長さ約170mの前方後円墳です。室町時代の永禄年間(1558~1570年)三好笑三入道康重が築城してこの墳上に本丸を置いたことがあって以来、城山と呼ばれました。明治45年(1912年)後円部の頂上を発掘して、竪穴式石室内から長さ約3mの組合せ式長持形大石棺を発見し、鏡、玉類、刀剣身類等の遺物を出土したことで学界に知られ、現在御陵墓参考地となっています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 津堂城山古墳
- かな
- つどうしろやまこふん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 大阪府藤井寺市津堂
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同藤井寺の北一粁半、藤井寺町津堂にある。長さ約一七〇米の前方後圓墳である。永祿年閒三好笑三入道康重が築城してこの墳上に本丸を置いた事があつて以來城山と稱せられた。明治四十五年後圓部の頂上を發掘して、竪穴式石室內から長さ約三米の組合せ式長持形大石棺を發見し、鏡、玉類、刀劍身類等の遺物を出土したので學界に知られ、今御陵墓參考地となつて居る。
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