松蔭寺
松蔭寺[臨濟宗]
昭和初期のガイド文
原駅の東1km原町にあります。鎌倉時代の弘安年間(1278~1288年)の創建と伝わり、白隠禅師を中興の開祖としています。本堂のそばにある小堂に白隠禅師の木像を安置しています。境内の宝物館には同禅師筆の達磨、その他の寺宝を陳列し、なお寺内には白隠禅師の墓があります。白隠は江戸時代後期の明和5年(1768年)84歳をもって没しました。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 松蔭寺
- かな
- しょういんじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 静岡県沼津市原128
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
原驛の東一粁原町にある。弘安年閒の創建と傳へ、白隱禪師を中興の開祖となす。本堂の傍にある小堂に白隱禪師の木像を安置して居る。境內の寶物館には同禪師筆の達磨、その他の寺寶を陳列し、尙寺內には白隱禪師の墓がある。白隱は明和五年八十四歲を以て遷化した。