ノカイドウ自生地
海棠自生地[指定天然記念物]
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
飯野駅の南15km、西諸県郡飯野村末永、同郡加久藤村西長港浦にあり、途中まで自動車の便があります。玉泉湧く渓流約79万m²の地は春には繚爛の花を開き、大隅の牧園村とともに、培養したカイドウの原種すなわちノカイドウまたはヤマカイドウの日本における唯一の自生地です。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- ノカイドウ自生地
- かな
- のかいどうじせいち
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮崎県えびの市
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
飯野驛の南一五粁、西諸縣郡飯野村末永、同郡加久藤村西長港浦にあり、途中まで自動車の便がある。玉泉湧く溪流約七九ヘクタールの地は春繚爛の花を開き、大隅の牧園村と共に、培養せる海棠の原種卽ち野海棠または山海棠の本邦に於ける唯一の自生地である。