常光寺
常光寺
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
大軌桜井線八尾の西100m、八尾町にあります。小野篁が霊夢を見て、自ら地蔵尊像を刻んで奉納したと伝わり、八尾地蔵の名で知られます。寺は大阪役の当時藤堂氏が陣としたところで、その家臣70人あまりが切腹した墓があり、血天井の逸話があります。堂の後ろに楠公の忠臣八尾顕幸の墓があります。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 常光寺
- かな
- じょうこうじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 大阪府八尾市本町5-8-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同櫻井線八尾の西一〇〇米、八尾町にあり。小野篁靈夢に感じ、自ら地藏尊像を刻んで奉納したと傳へ、八尾地藏の名が高い。寺は大阪役の當時藤堂氏が陣した所で、その家臣七十餘人屠腹の墓があり、血天井のことが人口に膾炙して居る。堂後に楠公の忠臣八尾顯幸の墓がある。