中之島
中之島
昭和初期のガイド文
大阪市内に入った淀川は天神橋付近で堂島川と土佐堀川に分かれ、船津橋付近で再び合流して安治川となっています。この2つの川に挟まれている狭長な川中の島を中之島と呼び、砂洲の発達したものです。今は東部は公園となり、その西に公会堂、図書館市役所、日本銀行支店、中央郵便局、朝日新聞社、帝国大学、逓信局等の大建築が連なっています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 中之島
- かな
- なかのしま
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 大阪府大阪市北区中之島
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
大阪市內に入つた淀川は天神橋附近で堂島川と土佐堀川に分れ、船津橋附近で再び合して安治川となつて居る。この二川に挾まれて居る狹長な川中の島を中之島と呼び、砂洲の發達したものである。今は東部は公園となり、その西に公會堂、圖書館市役所、日本銀行支店、中央郵便局、朝日新聞社、帝國大學、遞信局等の大建築が列つて居る。