小御門神社
小御門神社[別格官幣社]
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
滑河駅の東南約3km、小御門村にあり、自動車の便があります。境内は広く風致に富み、社殿は明治15年(1882年)の創建で藤原師賢を祀ります。師賢は後醍醐天皇に奉仕した忠臣でしたが、鎌倉時代の元弘2年(1332年)北条高時のために下総国へ流され、小御門村名古屋の配所に着き、同年この地で病となり32歳をもって薨去しました。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 小御門神社
- かな
- こみかどじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 千葉県成田市名古屋898
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
滑河驛の東南約三粁、小御門村にあり、自動車の便がある。境內廣く風致に富み、社殿は明治十五年の創建にして藤原師賢を祀る。師賢は後醍醐天皇に奉仕した忠臣であつたが、元弘二年北條高時のために下總國へ流され、小御門村名古屋の配所に著き、同年この地に病を得て三十二歲を以て薨去した。