十六所神社

十六所神社本殿
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

[国宝] 霊山寺の境内にあります。この神社は元々霊山寺の鎮守で、本堂の左後ろに位置する高台に南向きに建っています。左手には龍王神社ともう一社、右手には住吉神社ともう一社が並び、合わせて五つの社殿が配置されています。その中で中央にある最も大きな社殿が十六所神社本殿です。一間社春日造、屋根は檜皮葺で、棟木には至德五年(南北朝時代、1388年)甲子六月の銘があります。住吉神社と龍王神社の社殿も同様に一間社春日造、屋根は檜皮葺で、至徳元年(1384年)に建造されたもので、いずれも国宝に指定されています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
十六所神社
かな
じゅうろくしょじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
奈良県奈良市中町3878
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

[國寶] 靈山寺內にある。もと靈山寺の鎭守で本堂左後の高地に南面し、左に龍王神社他一社、右に住吉神社他一社と、都合五社並列した中央の最も大きな社殿で、一間社春日造、屋根檜皮葺、棟木に至德五年甲子六月の銘を存する。住吉神社及び龍王神社社殿も同じく一間社春日造、屋根檜皮葺、本殿と共に至德元年の造立で二社とも國寶である。