成務天皇 狹城盾列池後陵(佐紀石塚山古墳)

成務天皇狹城盾列池後御陵

昭和初期のガイド文

奈良電鉄平城駅の目の前に位置しています。地元では「石塚山」と呼ばれ親しまれており、丘の上に南向きに造られた三段構造の前方後円墳です。松の木々が生い茂り、全長は約170メートルで、表面は砂礫で覆われています。周濠が残っており、南側中央部は埋められ、参拝所が設けられています。これは文久年間(江戸時代後期、1861~1864年)に修復された際に新たに設置されたものです。また、御陵の南側には称徳天皇高野御陵があります。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
成務天皇 狹城盾列池後陵(佐紀石塚山古墳)
かな
せいむてんのう さきのたたなみのいけじりのみささぎ(さきいしづかやまこふん)
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
奈良県奈良市山陵町323
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

奈良電鐵平城驛前にある。里俗石塚山と呼び奉り、丘上に南面して三段に築かれた前方後圓墳で、松樹翳蔚とし、前後徑約一七〇米、砂礫を以て葺いて居る。周濠が存するが南面の中央を埋めて御拜所あり、文久年間の修補の際に設けられたものである。御陵の南方に稱德天皇高野御陵がある。