讃岐東照宮屋島神社
屋島神社(讃岐日光)[縣社]
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
屋島町東潟元、屋島の南麓のやや上がったところにあります。江戸時代後期の文化13年(1816年)藩主松平頼儀の勧請で徳川家康を祀り、日光東照宮に模して造られたものといい、明治7年(1874年)県社に列され、同15年(1882年)藩租頼重を合祀しました。規模は小さいものですが彫刻は精妙です。
- 宝物
- 太刀[国宝] 銘元重 1口 松平頼寿寄進 付正徳元年10月の折紙があります。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 讃岐東照宮屋島神社
- かな
- さぬきとうしょうぐうやしまじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 香川県高松市屋島中町140
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
屋島町東潟元、屋島の南麓の稍々上りたる所にある。文化十三年藩主松平賴儀の勸請で德川家康を祀り、日光廟に模して造られたものと云ひ、明治七年縣社に列せられ、同十五年藩租賴重を合祀した。規模小であるが彫刻精妙である。
- 寶物
- 太刀[國寶] 銘元重 一口 松平賴壽寄進 附正德元年十月の折紙がある。